Kanazawa Izumigaoka High School PTA 石川県立金沢泉丘高等学校
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活動報告 352/394
2003.02.05 第3回 金沢地区生活指導・母親代表委員会合同研修会 日時:10:00〜11:45 場所:本校大会議室
講演会「ありのままの自分を『食』に託して」
松任市母子保健推進員・薬剤師 崎川万樹子先生

本年度は『食』にこだわってきましたが、最終回の今回は、松任市在住の崎川先生を講師にお招きして、「食」について語っていただきました。
 先生は私たち同様、高校生のお子様のおかあさんとして、毎日お台所に立っておられる方です。少し違うとすれば、毎日の食事を「家族を結ぶ絆」と考えておられる点でしょうか。
 数年前、市立中学で「心の相談員」をなさったときには、問題行動を起こす生徒さんの多さと、その生徒さんたちの食生活があまりに乱れていることに驚かれ、改めて子育てにおける食事の大切さを実感なさったそうです。それ以来、以前から続けておられた乳幼児を持つおかあさんたち向けの食事セミナーの活動に、より力を入れて取り組むようになられたそうです。
 食事セミナーでは、「健全な子どもは健全な家庭に育ち、健全な家庭には健全な食生活が不可欠である」という趣旨から、「とにかく出来合いの物ではなく、自分でごはんを作りましょう」と訴えて、普段着の食事作りを指導しておられます。ポイントは「若いお父さんに『おいしい!』と言われるお料理を作ること」とのこと。なぜなら、それがお母さんにとって、何よりもエネルギー源になるからです。
 先生のお話は多岐にわたり、あっと言う間に90分が過ぎました。以下に崎川先生の『名言』を書きましたので、ご参考になさってください。
 
お父さんの「おいしい!」は、お母さんにとって最高のエネルギー源。
  ⇒ある男性参加者は、「おいしい!」と言えるまでに10年かかったそうです。 
カツオと昆布でとった本物のダシは、ノドごしが違う。
 ⇒実際に崎川先生お手製のダシを試飲しました。
自分で考えて、知恵を絞って調理しよう。
 ⇒その日使う食材をすべて調理台に並べ、調理の手順を考えるそうです。
基本は「一汁三菜」にあり。
 ⇒「あれも、これも・・・」では、続きません。
あなたの得意分野で家族との絆を持とう。
 ⇒先生の場合は食事でしたが、それぞれ何か持っておられるはず。
コンビニに走る前に、自分の手でおにぎりを握ろう。
 ⇒お弁当作りが面倒なときは「おにぎり」を!おにぎりは最高のおふくろの味。
空腹は何よりのごちそう。
 ⇒規則正しい生活は、「おいしい」と思ってもらうための必須条件です。
 小さいころ、お母さんに作ってもらった料理を思い出して作ってみよう。
  ⇒我々が今伝えなければ、日本固有の家庭料理は消滅してしまいます。






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