平成１９年度　入学式　ＰＴＡ会長　祝辞 - 活動報告

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2007.04.09 平成１９年度　入学式　ＰＴＡ会長　祝辞

　新一年生の皆さん、伝統ある金沢泉丘高校へのご入学おめでとうございます。心からお慶び申し上げます。皆様にとって、今日という日は感慨深く、校門にある満開の桜が、一生の思い出に残るものと思います。そして保護者の皆様方、誠におめでとうございます。今日のご子弟の姿が頼もしく見えておられることと思います。同じ高校に子供を通わせている親の一人として、心から歓迎をいたします。

　さて、皆さんは青春という人生にとって大切な時期を、金沢泉丘高校で過ごすことになりました。この学校の校訓は「心身一如」です。こころも大切、身体も大切、両方のバランスを保ちながら、勉学に部活動に打ち込んで欲しいと思います。高校生活は自分自身の将来を決める為の基礎をつくる大切な時間です。学校での勉学を通じて、部活動を通じて、先生に相談をしながら、先輩のアドバイスを聞き、そして同級生と話しをしながら、充実した三年間を過ごして欲しいと思っています。高校生ですから、自己責任、そして自分の判断で、いろいろな事柄に積極的にチャレンジをして欲しい、それが青春の特権だと私は思っています。ただ、忘れてはならないことは、どんな時でも親が後ろから、心配しながらも温かく見守っているということを肝に銘じていて欲しいと思っています。

　先月、この学校の卒業式に出席しました。卒業生の総代から、後輩に伝える言葉がありました「あなたは、タラと、タイと、マス、どの魚が好きですか」という言葉でした。ひとつの目標を達成しようとする時、努力をしたら良いでは、決して良い結果は生まれません。さらに、努力をしたいでは希望にしか過ぎません。努力をします、と自分自身で宣言をし、目標に向かって突き進むことで、初めて良い結果が生まれると信じています、という力強い言葉で締めくくられていました。ひとつの目標を達成し、さらに次の目標に向かって努力をしようとしている皆さんに、この卒業生の言葉を伝えたいと思います。先輩の言葉を受け継ぎ、それぞれが新しい目標に向かって努力していくことが、この学校の旧制第一中学校以来、百十三年目の歴史をつくっていくことになると思います。

　最後になりました、高校生活はたった三年間です。長いようでもありますが、本当に短い時間です。この三年間、皆さんが充実した時を過ごせるよう、ＰＴＡとして、全力で見守っていきたいと思っています。頑張ってください。

　本日は誠におめでとうございます。

平成19年4月9日
石川県立金沢泉丘高等学校　ＰＴＡ会長　新家久司