2020.03.04
第72回 卒業証書授与式 〜祝辞
日時:2020年3月3日(火)午前10時〜
場所:金沢泉丘高校 啓泉講堂
3月3日火曜日、コロナウィルスの影響で開催自体が危惧されましたが、先生方のご尽力のおかげで無事に卒業証書授与式が開催されました。当日は卒業生、来賓、先生方、保護者が参加の上、厳粛に執り行われました。
PTA粟田会長が卒業生398名に祝辞を述べられました。
以下、全文となります。
祝辞
本日、晴れて門出の日を迎えられた皆様、ご卒業おめでとうございます。
ご指導を賜りました先生方、大変お世話になりました。先生方の日々の導きにより、生徒達は十二分に成長することができました。無事、本日の卒業の日を迎えられたことに心より感謝申し上げます。
本校PTAの活動にご協力を頂きました保護者の皆様、我々の活動が皆様の家庭に少しでも役立つことができたとすれば、存外の喜びです。そして、いただいたたくさんのご協力に感謝申し上げます。ありがとうございました。
卒業生の皆様、心身一如を教育目標とする本校において、文武の両面で、最高の環境のもとで高校生活を送ることができたのではないでしょうか。
皆様に見せていただいた精一杯頑張る姿、そして残された数々の成果に接し、数多くの感動をいただきました。
本校で培われた優秀な力は皆様一人一人の生きる力の源です。そして同時に、この地域・この国・そして世界の安寧と発展のために求められている力でもあります。皆様の向かわれる社会には、皆様の力が求められる場面が必ず用意されています。
恵まれた環境で入学時より遥かに成長された皆様にとって、社会からの期待に応えることは、責務でもあります。
先の見えない大変な時代だと言われ続けています。この先もずっと言われ続けるでしょう。
だからこそ本校卒業生にはそれぞれの進路での活躍の場が無限に広がっていると確信しています。
卒業生への皆様へ、私からのお願いです。
本校卒業生であることに誇りを持って、常に前向きな生き方を続けてください。
そして是非、新しいステージ、その先の人生を十分に楽しんでください。
そのために夢と希望を持ち続けてください。
「成功する人間が絶えず考えるのは、自らの願望であって、決して自らの限界ではない。」
デニス・ウェイトリーというアメリカの高名な脳力開発研究家の言葉だそうです。
心が折れそうな時、挫折しそうな時は、遠慮せず家族や恩師、そして仲間を信じて頼ってください。
そして何よりも、皆様一人一人がこれまでの道のりで精一杯培ってきた力を信じ、限界を突破し、夢と希望を持ち続けてください。
いつの日かまた同窓同志が集う時、卒業生全員が一人の例外もなく、力のみなぎった明るい顔で会えることを心から願い、祝辞といたします。
令和二年三月三日
石川県立金沢泉丘高等学校
PTA会長 粟田 真人