Kanazawa Izumigaoka High School PTA 石川県立金沢泉丘高等学校
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活動報告 94/408
2018.07.17 平成30年度 北陸信越地区高等学校PTA連合会研究大会B 日時:平成30年7月13日・14日 場所:新潟県民会館
日が変わり、7月14日は文部科学大臣補佐官 鈴木寛 氏による記念講演
演題「PTAに期待すること」がありました。

講師は、元々は通商産業省の官僚でIT政策などに取り組まれていた方ですが、
大学教員に転身後は、教育やスポーツ文化など文部科学分野の研究に取り組み、日本でいち早くアクティブ・ラーニングの導入を推進された経歴をもたれています。

講演で印象に残った内容を報告します。

1 日本の15歳の学力は、2003年・2006年のOECD学習到達調査で一旦低下したが、2009年、2012年の調査で急速に復活し、現在は世界でトップに戻っている。

  北信越地域は全国でもトップクラスの地域であり、ということは世界的にもトップの学力地域ということであることを知って欲しい。

2 このトップクラスの学力を、高校で伸ばし大学で花開かせるという理念をもって、2022年の高校大学一括改革に政府として取り組んでいる。

3 2045年にはAIが人間を超えると言われており、職業の構造的、劇的変化が訪れる。その時に対応できる人材育成を図っていく必要がある。

4 その時代に求められる能力は、板ばさみとなった事態や・想定外の事態が生じたとき、自ら課題を見つけ、主体的に課題を克服していける能力であり、知識のアウトプットという作業はAIにとって変わられる。。

5 学力の三要素「知識・技能」「思考力・判断力・表現力」「主体的、対話的な深い学び」のうち、最後の要素をより重視していきたい。

6 PTAには、是非、入試制度改革や学習指導要領の改正について、その時代背景や将来像を知っていただき、協力をいただきたい。

以上の内容でしたが、今後の時代を見据え、教育の果たすべき姿を絡めた興味深い内容でした。






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