2024.07.08
令和6年度 北信越地区高等学校PTA連合研究大会 長野大会〈2日目〉
日時:2024年7月5日、6日
場所:ホクト文化ホール
大会2日目には、長野県が誇るオリンピック金メダリスト、小平奈緒さんによる記念講演が行われました。演題は「知るを愉しむ」で、幼少期からの生い立ちやスケートに対する価値観、挫折から得た覚悟などを交えた実体験を俯瞰的に語られました。彼女の講演は、様々な場面での気持ちや考え方がどのように変化し、それがどのように役立ったかを伝え、心に響く感動的な内容でした。
保護者として印象に残ったのは、小平さんに寄り添い支え続けた、ご家族や指導者の先生の関わり方でした。一緒に考え一緒に学んでくれたご両親、自立を促してくれる存在だった恩師など、答えを示すのではなく、自分で決めるまでのサポートをしてくれたこと、100%自分を信じて見守ってくれる存在であったことが随所で語られ、普段の子どもとの関わり方を省みないではいられませんでした。
会場から次々と手が挙がった質疑応答にも、質問者のお名前を添えて丁寧に回答されるなど、小平さんの誠実な人柄が随所で伝わりました。
2日間で約900名が参加した大会は、時折笑いに包まれる和やかな雰囲気のなか、閉会しました。
大会全体を通して、参加者は多くの学びと感動を得ることができました。この経験を今後の活動に活かしていきたいと思います。
大会中、特に1日目は35度を超える猛暑の中、会場の内外でもてなしてくださいました長野県高等学校PTA 連合会の皆さま、ありがとうございました。
来年度は、2025年7月11日・12日、福井県にて開催されます。
閉会式では大会宣言が採択されました
2日間お世話になりました!