Kanazawa Izumigaoka High School PTA 石川県立金沢泉丘高等学校
HOME
活動報告
組織と役割
年間行事
活動Q&A

ご意見・ご質問
HOME
活動報告
組織と役割
年間行事
活動Q&A
年度 活動報告 8/18
2024.08.22 第73回全国高等学校PTA連合会大会茨城大会〈1日目〉 日時:2024年8月22日 場所:アダストリアホール
第73回全国高等学校PTA連合会大会茨城大会が8月22日(木)23日(金)の2日間にわたって水戸市を中心に茨城県で開催されました。本校からは、岡橋校長、真柄PTA会長をはじめ、教員・役員8名が参加しました。

「歴史の町で変革を‼〜新たな時代が目に入らぬか〜」をテーマに、1日目は水戸市を中心とする茨城県内の各会場において分科会が開催されました。本校が参加した第1分科会では、茨城県内の3地区の高校代表による「花いけパフォーマンス」の後、講演1として弘道館事務所主任研究員の小圷のり子氏による「藩校『弘道館』の教育」、講演2として茨城大学教育学部教授加藤崇英氏による「もっと学校・教育がみんなに開かれる未来を展望する」という講演がありました。

「花いけパフォーマンス」では、3つの高校の生徒が、5分間の制限時間の中で、即興で大きな生け花を活けるというパフォーマンスが繰り広げられました。3チームによる個人戦の後、前後2名ずつ交代によるチーム戦も行われました。
5分間という限られた時間の中で、手際よく枝や花を選定し、次々と花瓶に活けていく様子は見事なものでした。
パフォーマンス終了後は、生徒達が制作した生け花がロビーに展示され、見事な出来栄えに注目を浴びていました。

講演1、小圷のり子氏による「藩校『弘道館』の教育」では、2代藩主光圀が「大日本史」の編纂をはじめとする文化事業を大規模に展開し、学問の府として全国に知られるようになったことが紹介されました。「大日本史」は、過去を明らかにして将来を考えるという「彰往考来」の理念に基づいて編纂されました。
そのような水戸藩において、先見性、実践性、国家的視野を有した9代藩主斉昭が日本最大の規模の敷地を有する藩校、弘道館を開設した経緯が解説されました。
弘道館においては、文館・武館をはじめ医学館、天文館、調練場等が設けられ、総合大学的な学問所として、その敷地構成や教育内容は他藩の藩校にも影響を与えました。

講演2、加藤崇英氏による「もっと学校・教育がみんなに開かれる未来を展望する」では、藩校や寺子屋を中心として江戸時代の教育、国民形成とエリート育成を進めた明治から昭和初期の教育を経て、現代の教育の在り方に移行していく様子がその背景事情も踏まえ解説されました。
そのうえで、現代の教育においては、一人一人の子どものために、子どもが自ら、主体的に、能動的に、探し、選び、学ぶことができる子ども主体の教育にしていく課題があることが説明されました。

学問の府である水戸藩、茨城県の地において、江戸時代から現代に至るまでの教育の歴史と今日を学び考える、大変意義深い日となりました。

小圷のり子氏による講演「藩校『弘道館』の教育」

加藤崇英氏による講演「もっと学校・教育がみんなに開かれる未来を展望する」

田名部全国PTA連合会会長による挨拶

見事な花いけパフォーマンスの様子

花いけパフォーマンスの作品展示

見応えのある作品でした

活動報告一覧
© 2015 Izumigaoka Highschool PTA All rights reserved.