2025.11.12
令和7年度 石川県高等学校PTA連合会 研究大会・指導者研修会
日時:令和7年11月5日(水)
場所:石川県文教会館
11月5日(水)、石川県文教会館にて、令和7年度石川県高等学校PTA連合会 研究大会・指導者研修会が開催されました。
本校からは岡橋校長と永野先生、PTA役員からは村谷会長、杉本副会長,安川副会長の5名が参加しました。
石川県高等学校PTA連合会の吉村会長の開会の挨拶で研究大会・指導者研修会がはじまり,石川県教育委員会の酒井教育長の挨拶に続いて、各種表彰が執り行われ、本校PTAからは、活動振興功労者として杉本恵理子副会長と安川薫副会長が表彰されました。
記念講演では、元教員で、けせんぬま震災伝承ネットワーク副代表 菅原定志氏をおむかえし、「『復興』そして『その先』へ」と題しお話しいただきました。東日本大震災を教員という立場で経験され、避難生活や学校再開とその役割について、学校と地域社会、関係機関等が日頃から連携体制の構築・強化に努めること、「自助」「共助」のできる人材育成や事実の伝承など、体系的な防災学習を進めることや地域防災に学校防災を組み込んでもらうことが大切であると教えていただきました。また、発災後に校長として勤務した中学校では防災学習の一環として生徒と共に震災伝承学習「中学生語り部」の活動を始められ、卒業後も「高校生語り部」「おとな語り部」としてその活動に参加し続けていているそうです。震災復興を越えて「その先」に進むためには地域の未来を見据えた取り組みが不可欠であり、学校教育だけでなく社会教育の力で連携を図ることが大切で、歴史・文化・自然・人のつながりを活かした創造的な再生への鍵になるとのことでした。
研究発表では、加賀高等学校、金沢向陽高等学校、宝達高等学校の方々による各校のPTA活動の取り組みが紹介されました。3校とも、持続可能なPTA活動に向けて新たな取り組みを実践されていました。
続いて、北信越大会福井大会及び全国大会三重大会について事務局山口様から、家庭生活委員会については家庭生活委員会委員長坂田様より報告がありました。
最後に石川県高等学校PTA連合会出嶋副会長の挨拶で閉会しました。